40歳からの声優挑戦:初めてのボイスサンプル収録で学んだ5つの重要ポイント

レコーディングイメージ 自己紹介

声で何かを届けたい。そんな思いを胸に、ついに初めての「ボイスサンプル」録音に挑みました。

場所はとある都内のスタジオ。いつもの自分とは少し違う緊張感の中、マイクの前に立った瞬間、体温が上がった気がしました。

正直、まだ自分の武器は何なのかもわからない。でも、たった一言に全てを込めようとしたあの時間は、確かに本気だった。

最初に選んだセリフは…

やめろ。その一発で、全部が終わる。

このセリフを録った瞬間、ディレクターさんから「怒りは判断を鈍らせる。その世界観を大事に」と言われ、思わず背筋が伸びました。

その後も続くセリフで「仲間っていうのは、そういうもんだな」と口にしたとき、自分の中で感情が動いたのを感じました。まるで、登場人物の心と自分が一瞬リンクしたような感覚でした。

リップノイズ、抑揚、マイクとの距離…

やってみて改めて痛感したのが「プロの声優ってすごいな」ということ。

ちょっとした唇の音(リップノイズ)もマイクは拾いますし、感情を込めたつもりの抑揚も、録音して聞き返すと意外と平坦だったり。

「大丈夫。最初はみんなそんなもんですよ」とスタッフさんに笑われて、ちょっとホッとしました。

ナレーションにも挑戦

もう一つ収録したのが、ライフスタイルを表現するようなナレーション。

朝の光が差し込む部屋で、ふと、思ったんです。

誰のためでもない、自分の時間を生きてみたいと――

これは、自分自身のライフスタイルとも重なる部分がありました。

モノを減らし、欲を手放すことで、見えてきたものがある。

そんな等身大の想いを、声という形に乗せられた気がします。

FIREという生き方との共鳴

実はこの収録には、もう一つの目的がありました。

それは「FIRE(経済的自立と早期リタイア)」という考え方と出会い、その価値観を誰かに伝えてみたかったこと。

今、私は自由です。ファイヤという生き方と出会って。

そんな一言をナレーションに入れたのは、きっと偶然じゃありませんでした。

「誰のためでもない、自分の人生を生きる」というテーマは、演技の中にも、自分の生き方にも重なっていたんだと思います。

これからのこと

まだまだスタートライン。

演技も、発声も、表現も、全然できていない自分ですが、今回のボイスサンプルが、自分にとっての「第1章」になりました。

プロの世界は、きっと厳しい。

でも、「その一発で、全部が変わる」と信じて、これからもマイクの前に立ち続けたいと思います。

最後に

何かを始めるのに、年齢もタイミングも関係ない。

大事なのは「やる」と決めたその一歩だと思います。

同じように「声で何かを届けたい」と思っている方がいたら、ぜひ一緒に頑張りましょう。

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